45歳~更年期症状 重い人は20% 肩こり、冷え


▮誰もが通る身体の変化、更年期




【目次】
❒誰もが通る身体の変化、更年期
❒女性のライフサイクル
❒更年期症状、ホルモン状況の変化
❒穏やかな高齢期への準備期間
❒更年期障害重い人は20%
❒人によって出方が違う
❒生理不順から閉経に至るさまざまなケース
❒注意! まだ妊娠の可能性が!
❒更年期症状は一定しない


▮更年期症状は、妊娠が不可能になった身体のこと


更年期は、一言でいえば、妊娠、出産が可能な身体から、妊娠が不可能な身体への移行期のことで、それに伴いさまざまな更年期障害が起こります。

子宮筋腫や内膜症などがあって、これまで生理の度に辛い思いをしてきた方は、あのわずらわしい生理がなくなってスッキリする人も多いでしょうし、

生殖という女性特有の役割が終わることで喪失感を抱く方もいるでしょう。

❖身体も心も不安定


身体の転換期を迎えて、身体も心も不安定になるのは仕方のないことです。
しかし、自分の身体が今どうゆう状況になっているのかを知ることで心が落ち着き、ある程度納得できるのではないかと思います。


何の準備もないまま、いきなり症状が現れて戸惑う人もいれば、特に障害もなく通り過ぎて、あとから「あ、そう言えば、あれがそうだったのかしら…」と振り返る人もいるでしょう。


▮女性のライフサイクル


大きくは、思春期➠成熟期➠更年期➠高齢期と分けてみます。
このライフサイクルの中で強い影響を受けるのが、卵巣から分泌される

・エストロゲン(卵胞ホルモン)や
・プロゲステロン(黄体ホルモン)などの女性ホルモンです。

思春期
思春期には、女性ホルモンの分泌が増えて初潮を迎えます


成熟期
更に卵巣機能が成熟し、女性ホルモンが活発に分泌されるようになると、成熟期に入り、妊娠、出産が可能になります。
この成熟期は、30代後半~40代前半頃の卵巣機能が低下し始めるまで続きます。

❖卵巣の活躍時期は短い
30代後半になる頃から、卵巣は急激に老化に向かいます。
すると女性ホルモンの分泌もどんどん減っていきます。

卵巣がほとんど活躍しなくなった50歳頃には、女性ホルモンはほとんど分泌されなくなり、生理もなくなって閉経となります。


更年期
日本人女性の平均的な閉経年齢は、50.5歳です。
「更年期」とはこの閉経をはさんだ前後10年間、つまり45歳~55歳あたりを指します。





▮更年期、ホルモン状況の変化


卵巣機能の低下により、女性ホルモンの分泌が急激に減少するため、人によっては
さまざまな症状が現れます。


❖女性ホルモンは副腎からも分泌される


更年期から高齢期と呼ばれる時期に入りますが、この頃には、卵巣機能は完全に停止状態しますが、女性ホルモンは副腎などからわずかながら分泌され続けています。

こうした変化に身体が慣れれば、不快な症状も自然と解消されていきます。




▮更年期は、穏やかな高齢期への準備期間


この時期は、体力の面でも少しづつ衰えを感じるときでもあります。
疲れが重なると更年期の症状も重くなってしまいます。

無理はせず、頑張りすぎずに、ペースダウンし、時には手を抜くこともいいでしょうし、何かで気分転換するとよいでしょう。

更年期障害がでたら、ゆっくり腰をすえて充電期間と捉えてみては如何でしょうか。



▮更年期障害、重い人は20%


更年期障害の現れ方は、人によって全く違います。

50歳前後ってプライベートでも子供が独立、結婚、仕事面では責任職についていたりと、ストレスが重なることも多い時期です。


ストレスが多い人ほど更年期障害も強く出る傾向があります。
反対にストレスの切り替えが上手にできる人、周りの人間関係、サポートがある人は比較的軽く済む人が多いようです。

個人差が大きいのですね。
身体の不調を感じていても、それを辛いと思っている人はそれ程多くはありません。


❖約75%に人が軽く済んでいる


症状が大変重く治療が必要になる人は20%~30%ほどです。これはさすがに深刻です。
残りの女性は、何となくこの時期を切り抜けているといわれています。

時期がくれば身体も慣れて不快な症状も消えていくことが多いですね。




「こんなものなんだな~」と軽く受け流せる人もいれば、深刻な人もいます。
更年期障害は、それほど単純なものでもなく、体質とも深い関係があります。個人差が大きいのです。


❖一度は検査を受けましょう


更年期症状だからといっても、他の病気が潜んでいることもあります。

頭が痛い・疲れやすい・動悸がする、などなど実は病気のサインである場合もあります。この機会に一度は婦人科か内科で、検査を受けるとよいと思います。




▮人によって症状の出方が違う?


おおまかに見ると3つに分けることができます。



❒身体的要因


直接的には、卵巣機能が低下し、エストロゲンの減少です。
それにプラスして、加齢による身体の各組織の機能も低下してきています。
一般に生理不順だったり、自律神経失調ぎみの人ほど更年期症状が出やすいといわれます。



❒心理的要因


性格も影響します。
特にストレスに弱いタイプかどうかも、かなり影響します。

例:
更年期に対する受け止め方にしても 閉経を「女性でなくなる!」というマイナスイメージでとらえる人の場合、ちょっとした症状に対しても過剰に反応し、悪化するケースもあるようです。
ストレスがキッカケで心身に変調をきたす人もいます。



❒環境的要因


夫の転勤や、子供の受験、薄れていく夫婦の絆、嫁姑の葛藤、親の介護など家庭内の問題。親戚や近所付き合い、いろんな環境的要因がストレスの原因となって症状を重くしているケースもあります。



▮生理不順から閉経に至る、さまざまなケース


40歳後半になると、生理の周期が不規則になる人が増えてきます。
一年以上たっても次の生理がこなければ、閉経とみなします。



閉経の平均年齢は50歳前後ですが、終わり方には個人差があります。

周期が順調だったのに、ある日突然生理が止まるケース

⑵頻発生理といって、24日以下の短い周期で何回も生理を繰り返した後、閉経するケース

⑶周期が長くなって、3か月に1回、6か月に1回と次第に間が空き、遠のいていって閉経に至るケース

⑷周期が全くバラバラに乱れていき閉経となるケース



周期の乱れだけでなく、出血量にも変化が起こり、出血が多かったり、少なかったり、また長引いたりするケースもあります。




生理の周期が乱れるため、突然の出血もあり得ます。 外出の時は、ナプキンやタンポンなどを用意していた方が良いかと思います。



▮注意! まだ妊娠の可能性が!


45歳を過ぎれば妊娠の可能性は急激に低くなりますが、生理がある内は、例え更年期に入っていても妊娠の可能性はゼロではありません。

1年間、生理がなければ閉経です。




❖更年期に冷えを感じて不調になる人もいます。


これはとても多いですね。身体を温める生姜や、良質のビタミンEを多く摂取すると楽になります。


▮更年期症状は一定しない


更年期の特徴の一つに
症状が一定せず、日によって強さが違ったり、状況も違うことです。

頭痛が続いた後には、翌日はひどくだるさを感じたり、下腹部の張りがでたり、耳鳴りがするなど不快な症状が次から次へと現れたり重なって出たりと一定ではないことも更年期症状の特徴です。


▮スローダウンして乗り越えよう


閉経1年間が辛かった人が多いという話を聞きます。
しかし、症状が数年続くケースもあります。
この機会に、一度は検査を受けて他に病気がないことが分かれば、あとはできるだけゆっくり構えてスローダウンして暮らしながら、更年期を乗り越えましょう!

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